モーゼル社

ドイツ国境近くに位置する世界的に有名な温泉地として知られるカルロヴィ・ヴァリにあるモーゼル社

デザイン

モーゼルの作品は、MOSER STUDIO(モーゼル スタジオ)の専門チームによってデザインされます。

種取り

1200度の炉の中にある種(ガラス)を吹き竿(ブロー・パイプ)で巻き取ります。

宙吹き

吹き竿の先端にある種の形を整えて、息を吹き込んで作品の大まかな基本形を作ります。

木型

全ての作品の土台となる木型も手で作られ、大切に保管されています。

木型による成形

木型に押し当てながら徐々に基本形に整えていきます。 ここで、異なる色を被せたり、脚を付けたりなども行います。

冷却

高い温度で始まり常温で終わる長いトンネルの中をベルトコンベアに乗せられて、ゆっくりと時間をかけて冷却されます。

カット

荒削り、中削り、仕上げ削り と3段階の削りの工程を経て、最終的に布による磨きの作業が加わります。
ファセットカットも、この段階で行われます。

エングレーヴィング

グラインダーに研磨剤をつけ、ディープエングレーヴィングを行った後、繊細な彫刻(エングレーヴィング)を施します。

金彩

最後の加飾として、金彩やエナメル彩を一つ一つ施し、焼成を行います。

仕上げ

最後に、瑪瑙(メノウ)を使って磨き上げ、作品に輝きを加えて仕上げます。